小学校算数

「0の掛け算はなぜ0になるの?」子どもに理由を上手に教える方法

どんな数字でも\(0\)をかけたら答えは\(0\)になり、\(0\)にどんな数字をかけても答えは必ず\(0\)になる。

このように\(0\)の掛け算が\(0\)になるというのは大人にしてみたら当たり前のことです。しかしそれだけに、子どもにその理由を教えるのに苦労している人は多いのではないでしょうか。

さて今回は「\(0×□=0\)」または「\(▲×0=0\)」という風に、『\(0\)をかけたりかけられたりするとどんな数字も0になる理由』を子どもに上手に教える方法を紹介します。

「\(0×□=0\)」の教え方

\(0×□=0\)を日本語にすると「\(0\)にどんな数字をかけても\(0\)になる」という意味です。

これを理解してもらうためには身近な例で説明しましょう。

日々の積み重ねの例

\(A\)くんは毎日\(2\)個ずつ漢字を覚えています。つまり\(10\)日で\(20\)個、\(30\)日で\(60\)個、\(1\)年で\(730\)個の漢字を覚えます。それに対し\(B\)くんは毎日遊んでばかりで漢字の勉強をまったくしません。\(B\)くんは\(10\)日、\(30\)日、\(1\)年でどれくらい漢字を覚えられるでしょうか?

\(A\)くんが\(10\)日、\(30\)日、\(1\)年で覚える漢字の個数は以下の計算で求められます。

$$2×10=20、2×30=60、2×365=730$$

これに対しBくんの覚える漢字の個数は以下の通り。

\(0×10=0、0×30=0、0×365=0\)

\(1\)日に\(1\)個も漢字を覚えないのであれば、何日経っても漢字は\(1\)個も覚えられないということです。

\(0\)の概念のついでに努力の積み重ねの重要性を説くことができます。

お小遣いの例

\(1\)ヶ月のお小遣いが\(2000\)円の場合、\(2\)ヶ月で\(4000\)円、\(5\)ヶ月で\(10000\)円、\(1\)年で\(24000\)円お金をもらえます。では、お小遣いをもらえない子は\(2\)ヶ月、\(5\)ヶ月、\(1\)年でどれくらいお金をもらえるでしょうか?

お小遣いが\(1\)ヶ月\(2000\)円の子の場合、それぞれ以下のような計算で求められます。

$$2000×2=4000、2000×5=10000、2000×12=12000$$

これに対してお小遣いがもらえない子は以下の通り。

\(0×2=0、0×5=0、0×12=0\)

どれだけ月日が経ってもお金はもらえないのです。

働くことの重要性を説くために、「無職だとどんなに時間を経っても給料がもらえない」という例でもいいかもしれませんね。

「\(□×0=0\)」の教え方

\(□×0=0\)を日本語にすると「どんな数字に\(0\)をかけても\(0\)になる」という意味です。\(0×□=0\)とは意味が若干異なります。

これも身近な例で説明しましょう。

買い物の例

\(100\)円のお菓子は\(1\)個だと\(100\)円、\(2\)個だと\(200\)円、\(3\)個だと\(300\)円になります。しかし\(0\)個だと\(0\)円です。

$$100×1=100、100×2=200、100×3=300$$

これらに対しお菓子を\(1\)個も買わない場合。

\(100×0=0\)

このようになります。

「どんな値段のものでも買わなければお金を払う必要がない」というのが「どんな数字に0をかけても答えは0」ということの具体例です。

 

具体的に身近な例で説明してあげれば理解しやすいので、ぜひ今回上げた例を参考にして見てください。

小学校算数の目次

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。